【桔梗】の咲く家 03

この前の話↓【桔梗】の咲く家 02 眠い目を擦りながら会社に着くと、まだ営業時間前だというのに高木さんが電話を受けていた。この仕事は、ほとんどが事前予約という形で受けるから、あまり急な依頼はない筈。長野さんが、向かいの高木さんの様子を見ながら、オレに目配せをしてくる。何かと思って近寄って行くと、「大変だよ。内田くんにご指名入っちゃったみたい。」「は?・・・ご指名って・・・?!」タクシーでもないのに、...

【桔梗】の咲く家 

***こちらは別ブログで掲載しましたオリジナルBL小説です    訳あってこちらにお引越しです(一部改正しております)    が、pixiv小説へ置いてありますので、続きはそちらへお願いいたします。【桔梗】の咲く家 01 昨夜からの雨はあがり、古い日本家屋の庭先で、むせかえるような草木の匂いを嗅ぎながらぼんやり辺りを見廻す。庭の一角では、土塀に寄り添う様に咲く 桔梗の花。薄紫のしとやかな姿は、この純和風の庭...