【妄想男子と恋のゆくえ。】 イラストです

こんにちは【妄想男子と恋のゆくえ。】も終わってしまい、次にどうしようかと考え中です。新作はまだなので。で、アルファポリスに連載していた物をこちらにあげさせて頂こうかと思っています。その前に、研と森くんのイラストをあげさせて頂きます。pixivはR18設定にしていたので、見れない方もいたらしく。読んでくださって有難うございます。とっても嬉しいです。新作に向けて色々妄想致しま~す( ´∀` )にほんブログ村人気ブロ...

【妄想男子と恋のゆくえ。】139

 身長差のせいで、俺のくちびるに触れる度、森の前髪から垂れた滴が俺の瞼に落ちる。たった一滴が、敏感になった肌には水面を揺るがすほどの粟立ちを与えて、もうそれだけでイきそうになった。森のくちびるに必死で吸い付く俺は、きっと自分の方が森に溺れているんだろうと思う。ほんの少し前までは、友情に毛が生えたぐらいのものだったのに......。今はこんなに肌の温もりが心地よくて。互いの分身をこうやって擦り合わせている...

【妄想男子と恋のゆくえ。】138

 そりゃあ、湯船の中じゃ足を伸ばすったって限度があるけどさぁ。そんなにピッタリくっつかなくても.................。出来るだけじっとして身構えていると、その内森の手が俺の腰に伸びてきて、思わず背筋がピンッと伸びると「お、俺、身体洗わなきゃ!まだ洗ってないから。」と言ってざぶんと波をたてて立ち上がった。もちろん森には背中を向けたまま、でも、お尻は見られちゃったけど.............。ボディーソープを同じよう...

【妄想男子と恋のゆくえ。】137

 マンションの部屋に着くなりキッチンへと向かった森。その手にマグカップを二つ持つと、リビングで待つ俺の元へとやって来た。「寒かったから.....、ココア入れてきた。飲むだろ?」「うん、ありがと。」俺は森の手からソレを受け取ると、両手で包み込む。「アチッ!」外の冷気で麻痺していた手が、ジンジンと疼くと思わず手を離しそうになる。「あ、アブナイ。気をつけないと!」森に言われてカップの取っ手を持ち直す。「森っ...

【妄想男子と恋のゆくえ。】136

 自分の家で、こんな風に森とくっついて居られるなんて。ドキドキしながらも嬉しい気持ちになる。誰もいないから出来る事ではあるけれど、キスしたり互いの顔を舐めあったり.....。しっかり掴まれた頬に森のくちびるが這うと、それだけでとろけそうになった。「ぁ、もっと.......」俺はキスをせがんで森のくちびるに自分から口を持って行く。そこにチュッと優しく啄ばむと、森は俺の身体をギュっと抱きしめた。この時間がずっと続...

【妄想男子と恋のゆくえ。】135

 森がコタツ布団をめくって俺の足を掴むと引き寄せた。が、その時。「ただいま~、あけおめ~~っ。」玄関のドアが開くと同時に聞こえる晴香の声。「誰かいないの~?あ、お母さんは仕事かー、ケン~っ!!」未だに玄関で叫ぶ妹に、「チツ、うっせえな。」と舌打ちしながら「なんだよ~!聞こえてるぞ~。何してんだ」と声をあげた。「ちょっとぉ、来て来て~ぇ」尚も人を呼ぶ。森の手をなんとか掃うと、仕方なく腰を上げて居間か...

【妄想男子と恋のゆくえ。】134

 居間でコタツに入ってぼんやりとテレビを観る俺と森。「なんかテレビも飽きたなー、眠くなってきちゃったよ。」そう言うと敷物の上にごろんと寝転がった。「コタツは人間を堕落させるな。」森が俺に顔を向けると言う。「なんだよ、俺の事言ってんのか?」「そうじゃないけど、こうやってぬくぬくとしてると、外に出たくなくなる。手の届くところに食い物を置いておけば腹も満たされるし。」テーブルに置いたミカンを掴むと、俺の...

【妄想男子と恋のゆくえ。】133

 ふぅ~っと、甘酒の入った紙コップに息を吹けば湯気があがって。それだけでほんのり暖かい気持ちになる。そっと端に口を付けて啜ってみれば、甘ったるい中に麹の渋みも広がって、最後に舌の上で溶けるのは酒粕の酸味。の様な気がした。「コレ、美味くね?ほろ苦いっていうか、甘いんだけど甘くない。」いったい俺は何が言いたいんだろう。森に伝えたいけど、分かってくれるだろうか。「.......なんとなくわかるよ。甘いけど甘く...

【妄想男子と恋のゆくえ。】132

- - - 仙台から戻った俺たちは、離れがたい気持ちになっていたが、それぞれの家に戻ると正月前という事もあって、自分の部屋の掃除に追われる。大晦日になると、オフクロは元旦から仕事だと言うので、年越し蕎麦は昼間のうちに食べてしまった。その後で、俺は晴香の代りにおせち料理の重箱に料理を詰めるという大役を担っていた。晴香が彼氏と初詣に行くと言って、蕎麦を食べたらさっさと出掛けてしまったからだ。「なんだよ~...

【妄想男子と恋のゆくえ。】131

 水族館の土産物コーナーは結構な賑わいで。散々お菓子や食材を物色をした俺たちは、ようやくお揃いのボールペンとか小物を買うと、俺は晴香への土産に小さなぬいぐるみの付いたキーホルダーを買った。「アイツお土産買って来いってうるせぇからさ。」レジでお金を支払う時に口を尖らせて言うと、森はクスクスッと笑った。絶対、今、晴香の顔を思いだしていると思う。「兄妹っていいな。」紙袋を片手にポツリと言った森。「そんな...