境界線の果てには。(038)

洗面所ヘ行った真咲は、丸めたバスタオルを洗濯機に投げ入れると、そこにあった他のシーツや衣類も投げつける様に入れた。-ったく、頭にくる‼何が「友達にも言っとく」「真咲に迷惑かけない様に」 だよ。今までさんざん頼っといて、そんな友達いるんなら初めからそいつに頼れっての。洗剤を入れると、バタン!わざと大きな音をさせて、蓋をしめた。同時に、いいようのない寂しさも沸き上がってくる。ちっ、と舌打ちして部屋に戻る...

境界線の果てには。(037)

 冷蔵庫から取り出した水を喉を鳴らしながら飲むと、残りを広斗に差し出す。ありがと、と言って美味しそうに飲んでいるのを見ながら、真咲は自分の頭を拭いた。「誰と行ったの?」広斗の顔は見ずにゴシゴシと髪を拭きながら聞いた。「高校の時の同級生。そいつは専門学校行って今年就職したんだ。それで仕事の話聞いてた。」「へえ、そう・・・・で、何人で盛り上がったの?」「んーーー多分4人か、な。・・・・タクシー相乗りし...

境界線の果てには。(036) R-18

................ぁ。。。シャワーのお湯で濡れそぼった柔い草原を割って、いきり立っている広斗の分身。先端は下腹に付きそうで、呼吸に合わせて上下する。滴るものが水滴なのか先走りの蜜なのかは分からない。足を大きく広げれば、湯船の淵から落ちそうで集中できず、中途半端な快感を味わうと苦痛になった。ザア------------「も、っや.........ダ。........そこばっか当てんなっ.........」「すごいな、シャワーの水圧で反応し...

境界線の果てには。(035)

「取り合えず脱げ。」床に正座をし、手をつく広斗に向かって真咲が言った。「え?」言葉にならない吐息の様な声で聞くと頬が熱くなる。「・・・ぶあ~か!なに赤くなってるんだよ。ゲロ臭いからシャワーして来いって。」「あ、ああそういう?!.........ほんと、臭い。」自分のTシャツの匂いをかぐと、顔をしかめながらまた上目ずかいに真咲をみる。「ああ、ハイハイ。髪の毛洗ってやるから。」そういって、真咲が自分のシャツを...

境界線の果てには。(034)

カーテンから洩れる太陽の光が、広斗の顔に一本の線を映していた。産毛はきらきらと輝きを放ち、頬にかかるくせ毛も柔らかな光を蓄えている。「おい、起きろ。・・・おい」耳元で声がして、振り向けば真咲の顔。「あ?・・・なんでいるんだ?」目を擦り、不思議そうな顔で見ると、スパーン、、と頭をはたかれた。「イッテぇ・・・・・・なに?なんで?」非常に痛い頭を押さえて、広斗が目をぱちくりとするが、真咲はムスッとした顔...