【曼珠沙華】 炎に落ちる145

〔少々のR18入ります〕




 自分で言った言葉をもう一度頭の中で整理してみた。

キングサイズのベッドを買って、二人で使うって・・・・・・
ちょっと言い方が・・・・変だったかな?!

おーはらの事は可愛い。
俺に懐いてくれて、料理も作ってくれる。たまにふてくされる事はあっても、基本的には俺に従っている。

10歳近く離れたガキをどうこうするつもりは無かったけど、アイツの生い立ちが桂に被るところもあって、俺は尚更放っておけない。
ただ、このままじゃ・・・・・


部屋の電気を消して布団に潜り込むと、ドアの前で「小金井さん、入っていいですか?」というおーはらの声が。


「・・・・ああ、どうぞ」

俺はそのまま振り向く事もせずにじっと横になっていた。


ゴソゴソと、いつもの様におーはらが俺にしがみ付く。
横向きの俺にピッタリくっついて、曲げた膝の後ろにおーはらの膝小僧が当たると、尚更暖かい。

もう、時季的には閉め切った部屋の中が熱く蒸せる頃。5月を目の前にすると、流石にくっついて寝るのは暑苦しい。


「おーはら、・・・・・暑苦しいよ。」
ポツリと言うと、身体を少し離した。

「・・・・・」
おーはらの言葉は無くて。
でも、身体を離す事もしないし、俺はそのまま何をするでもなく目を閉じていた。

そのうち、おーはらの右手が俺の胸からへそまでの間をなぞり出す。
暫くそれを繰り返すと、そっと俺の首筋に唇を当てた。

髪の毛が邪魔なんだろう、指ですくうとそれを踏まない様に俺の横顔に覆いかぶさる。

「・・・・・疲れているんじゃないのか?」
横目で見ながら言うと、「疲れている時ほど欲しくなるんですよね。今夜は解してきたから、すぐにできますけど。」と言って俺の前に手をやった。

「・・・・・・」
何かを言わなきゃならないんだろうけど、今の俺にはその言葉が見つからない。
今夜もおーはらに流されるまま、俺は身をゆだねる。
が、今夜のおーはらはいつもと違っていた。

俺のパンツに手を掛けると一気に尻まで下げるが、自分のモノを俺の尻にあてがうようにしてくる。

「おい、・・・何のつもりだ?!」
後向きのまま言ったが、おーはらは俺の肩をしっかり捕まえるとゴリゴリと押し付けて来て、やがてソレが硬くなるとわずかな隙間に入り込んできた。

「コレ、スマタ、です。・・・・気持ちいいでしょ?なんか、僕が小金井さんに挿れてるみたい、で・・・。」
フ、...............んん.......っ

背中に感じるおーはらの吐息が、俺の首筋に伝わるとゾクッとした。


「や、めろ・・・・おーはら・・・」
俺は首を捻って振り返ろうとするが、そのままおーはらの手が頬を掴むと、無理やり口づけをされる。

「・・・・・ぉ・・・はぁぁ・・・」
口を塞がれてそのまま腰を打ち付けられると、昔の記憶が蘇る。

桂と寝ていた俺は、いつもこうして抱きかかえられるように愛された。
僅かな時間を惜しむように、互いの気持ちをひとつに繋げて、でも、挿入はしない事も多かった。
仕事で早出の時もある。そんな日は互いに気遣っていたから。


臀部との隙間に入ったおーはらのモノは、すでに蜜を溢れさせていて、それが俺の後孔を湿らせると変な気分になる。
’変’というのは間違いで、気持ちが良すぎて仕方がない。

初めて疼くような感覚に陥ると、俺はおーはらのモノに手を添えた。


「・・・・・こ、がねい・・・さん?」
唇を離しておーはらが俺の目を覗き込む。
その瞳の奥に見えたのは、桂じゃないおーはらの熱い情念だった。


「挿れたら・・・・・・・・・殺す。」

俺は振り絞る様に言うと、固く足を閉じる。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!」

慌てて腰を引いたおーはらは、「ううっ、・・・」と呻くと、俺の背中にたぎったモノをぶちまけ、そのまま力なく横たわってしまった。







ご覧いただき有難うございます

【追記にて、別ブログ小説「カザミドリ」のお知らせがあります】

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お知らせ

別のブログサイトにて掲載しました小説は、削除となりました。
ですが、途中の方もいらして、是非続きをどこかに。という有難いご依頼の元
pixiv小説の方にアップする事にしました。
 ところが、ロクイチの140話で完結だったのかどうか分からないので、次のカザミドリをアップしています。

下記URLにて、お楽しみ頂ければ嬉しいのですが。
時間が無くてまだ少量ですが、じわじわとアップしていきますのでよろしくお願いいたします。
↓   ↓   ↓
カザミドリ】〔風見鶏〕僕を見ないで

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コメント

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Re: Re: ありがとうございます

> > ai様 お越し頂き有難うございます
> >
> > カザミドリをアップして頂き本当にありがとうございます
> > 感謝します

> こちらこそ、楽しんで頂けたなら嬉しいです
>
> > ただロクイチも140話が完結ではありませんでした
> > はっきりとは覚えていませんが

> 申し訳ありません。ブログの記事タイトルは消えてしまっていて、私自身が何話書いたのか覚えていなくて 笑
> 何しろ下書きしないで書くものだから、あげっぱなしで申し訳ないです。
> 時間を見てコピー取った物を全てアップするつもりです。もうしばらくお待ちくださいね?!
>
> こんな事ならちゃんとメモに残しながら投稿するんだったなぁって、
> 今更ながら計画性の無さに反省。
> なので、同じものは2度と書けません。
>
> 今後は気を付けます。有難うございました。m(__)m
> >

ありがとうございます

itti様

カザミドリをアップして頂き本当にありがとうございます
感謝します
ただロクイチも140話が完結ではありませんでした
はっきりとは覚えていませんが
あと20話くらいはあったような??
カザミドリが終わりましたら
是非是非ロクイチもお願い致します
贅沢を言えば桔梗もお願いします
勝手なお願いばかりで恐縮です
本当にありがとうございました