【曼珠沙華】 炎に落ちる166

**ぶり返す R-18 年齢に達しない方は閲覧できません。m(__)m なのに最終話・






 「小金井さん、........好き...........」

甘い言葉を耳元で囁くと、そのままおーはらの唇が俺の耳朶を食んだ。

........ぅ、.........

吐息と共に上がる俺の顎に、指を這わすと髭を擦ってくる。そのまま舌先は首筋を伝ってくぼんだ鎖骨へ。
それから胸の中心を執拗に舐めると、今度は俺に跨った。

..................ジュン...........?

おーはらの太ももに手をかける。まっすぐ視線を落とせば、俺の腹の上にそそり勃つモノはゆらゆらと淫猥な顔を覗かせていた。
先端の小さな口から滴るのは光の糸の様で。ソコに手を伸ばすと、親指の先で溝に爪を立てる。

ん.......ふぅ、...................っ

首をグッと後ろに反らせると、絡んだ指を強く握ったおーはら。そのまま肩で息をし出すと、益々光の糸は垂れて来て、俺の腹は水たまりの様になる。




俺は、絡んだ指ごとおーはらの身体を引き寄せる。

目の前に来た半開きの口元にキスを落として、そのまま背中に腕を回すと強く抱きしめた。

..........ぁ,..................

喜びの吐息を漏らすと、おーはらも俺の背中にしがみ付く。そうして、互いに口づけを交わせば、時間の過ぎるのも忘れる程絡み合う身体とカラダ。

次第に息が上がって来ると、おーはらの後孔に指を這わせる。
腹に溜まった蜜を塗り付けて、くるりとなぞれば.........ぁあ、.....っと、又おーはらの吐息が洩れた。
一本差し込んで、そのまま表情を見つめる俺。グッと眉間にしわが寄るが、おーはらの口元は半分笑っているようで、なんともいやらしくて。その唇に食らいつくと、又指を増やす。


は、....はっ、............ぁっ、



もう充分に解れただろう後孔に俺のモノをあてがうと、ゆっくりおーはらの身体が沈み込む。

くっ、....................ぅう.............

俺を呑み込んだおーはらは、眉根を下げて口元に笑みを浮かべる。

「.........キモチ...........イ.........イ.............」


その言葉で、おーはらの腕を引くと、俺は下から突き上げた。

「ぅ、.......」と、ほんの一瞬喉を鳴らしたが、そこからはただ俺の顔を見つめたまま身体を揺さぶられている。
おーはらは、瞳の奥を覗きこむ様な仕草で、俺が瞼を閉じても指でこじ開けようとしてくる。

それは、まるで俺の瞳に映るのが’誰’なのか確認しているようでもあった。


「......ジュ、ン.............今は、お前しか...........見てないから.......。」
「............はい、.............」


その言葉で、やっと目を閉じる事が出来た俺は、おーはらの身体を抱き抱えるようにひっくり返すと背中から突いた。





- - - 

時間を忘れて絡み合った後、うつ伏せのおーはらの腰に目が行く。そこには彼岸花のタトゥーが更に赤く燃えていた。

炎のような花びらを一枚一枚、指の先で確かめるようになぞる。

「くくっ、くすぐったいっ!!」
と、俺の手を掴んだおーはらだったが、じっと俺の顔を見ると言った。

「この花の毒で、あなたが死ななくて良かった。...............もしも死にたくなったら、ここに、.......僕のここに落ちてきてくださいね。僕がしっかり受け止めますから.........。」



「...........ジュン、.............。」

おーはらの頭を抱え込むと、俺は額を擦りつけて口元をあげる。
生意気な小僧に受け止めてもらっている自分を想像した。

「悪くないかも、..............でも、受け止める力を付けておいてくれよな。二人で落ちたくないから。」

「...........分かりました、頑張ります。............」


素直なおーはらの身体を抱きしめながら、そっと瞼を閉じる。

瞼の裏に焼き付いた桂の顔は、遠い川の向こうで微笑んでいるようだった。
いつか、俺がそこへ行く日が来たら、その時はまた手を繋いでくれるかな..............?







------------------完-------------------


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