境界線の果てには。(035)

「取り合えず脱げ。」

床に正座をし、手をつく広斗に向かって真咲が言った。

「え?」言葉にならない吐息の様な声で聞くと頬が熱くなる。

「・・・ぶあ~か!なに赤くなってるんだよ。ゲロ臭いからシャワーして来いって。」
「あ、ああそういう?!.........ほんと、臭い。」

自分のTシャツの匂いをかぐと、顔をしかめながらまた上目ずかいに真咲をみる。

「ああ、ハイハイ。髪の毛洗ってやるから。」
そういって、真咲が自分のシャツを脱いだ。



広斗の髪を泡立てて、指の腹でわしゃわしゃと頭皮を擦る。
「ん~~気持ちい。」

湯船のふちに腰掛けて、真咲に頭を差し出すと、いつもの様に大きな手で洗ってくれる。
互いに裸で、目の前には真咲の分身が行き場もなくうな垂れているが、力を込めて洗うとそれに合わせて前後に揺れた。

泡が目に入らない様に固く瞑るが、時折薄目を開けて盗み見る広斗。
ベッドの上で見るときは恥ずかしくないのに、こうやって風呂場で無防備なのは照れる。

そんな事を思っていたら、自分のモノがムクムクと頭をもたげてきた。

ヤバイ。と思った瞬間、頭のてっぺんからシャワーをかけられる。

そっと股間に手をやるが、頭の泡を落とした真咲が広斗の股間めがけてシャワーをかけた。

「イヤ・・・・・ちょっと・・・・」
真咲が、俺の手を外すように掴んでくるから抵抗するが、
「ちゃんと洗ってやるから腕どけろ。」 といわれ、素直に従った。

頭から垂れてきた泡が、肩から伝わって腰や太ももにつくので、それをシャワーで流してくれ、やがてそれは一点に集中し始めた。





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