『君と まわり道』 66

R18 続きます





 拓海の身体にじっとり汗が噴き出すと、オレの腹にも自分の放つ淫猥な蜜が塗りこめられていく。
互いの唇を貪るように重ねると、その度に咥内から溢れる滴は絹糸の様に顎を伝う。
それをまた舌先で絡めとっていくと、更に奥深く咥内を犯す。

.................ぁ、......................ん.............

目眩が起きそうな程の快感を自分の下腹部に感じると、足の先までもが震える様だった。

...........た、.........くみ、.........あ、...............ぁ...............

もはや声も途切れとぎれで、何を言いたいのかさえ分からないまま口から洩れてしまう。
...........ふ、.................っ.....................ん、...................

ベッドの軋む音が気になったが、もうオレの耳も麻痺してしまったのか、それが一種の効果音の様に頭の中をぐるぐる駆け巡る。

あ、つし............................は、..........ぁ...........

拓海がオレの名を呼びながら体制を変えると、今度は背中に覆いかぶさるように抱きかかえ、ベッドに膝をついたオレは腰を高く上げた。自分の力では支えきれないような、そんな感じがして額をシーツに擦りつける。
すると、拓海が枕をオレの顔の下に当てがってくれた。
それを抱え込むようにすると、拓海の滾る硬芯を奥深く受け入れた。

「ぅうっっっ、.............」

絞り出した喉から出るのは、オレが絶頂に達した証の呻きのような声。

あ、あ、あっ、...................んんっ........

すぐに拓海のモノも痙攣するように震えるとオレの中で果てた。



 どれぐらい放心状態でいたんだろう。
気が付けば、オレも拓海も裸のまま折り重なるように横たわっていた。

「.............アツシ、..............水飲む?」
「.............うん。」

返事をした自分の声は、笑ってしまう程しゃがれていた。喉の奥も痛くて、咳ばらいをひとつした。

「大丈夫か?」と言いながら、拓海がペットボトルをよこした。
それを受け取ると、身体を起こそうとする。が、下半身に力が入らなくて、バタリとシーツに顔を伏せた。

「おい、おい...........、大丈夫か?起きれないの?」
拓海が心配そうにオレの顔を覗き込むと、抱きかかえて上半身を自分の膝に乗せた。
ボトルの蓋を開けると、それをオレに渡して飲みやすいように手を添えてくれる。

「はは、優しいな?!」
オレが拓海に言うと、口角をあげてニッと笑い「もともとが優しい男だからな。」と言った。

「............まあ、な。」
オレはその通りだと思いながらも、少し恥ずかしくなる。
拓海の優しさが分かっているから、こうして繋がりたいと思ったんだ。オレが拓海に抱かれたかった。
この手でどんな女を抱いたとしても、それは過去の話。
これからは、オレが繋いで離さない。ギュっと掴んだまま離さないから....................

「アツシ、身体痛い?..........裂けてないだろうな?!」
そう言いながらオレの足を持ち上げる。
「っばか!!見るなよ、恥ずかしいだろ。」とオレが手で押さえるが、拓海は気にせず頭を下げて覗き込んでいる。

「あ、スゲぇ...............、アツシのココ、まだヒクついてる............。」
屈託のない報告をされて、オレは顔から火が出そうになった。

「これだからノンケは....................!!」
一言ぼやくと、拓海の膝の上で身体を横たえて目を閉じる。

「アツシ、寝るのか?ちゃんと服着ろよ。」
そう言いながらも、オレの身体をタオルで拭いてくれると、掛け布団をかけてくれた。

オレは返事もしないまま、安らぎの庭に降り立ったような気分で、拓海の身体に触れるとそのまま眠りについた。





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コメント

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Re: No title

いらっしゃいませ。

焦らしてしまったわりには、コントの様な二人。
照れもあって言葉にしてしまう。ムードとか、やっぱり親友としては恥ずかしいかなって。。。

読んで頂き感謝です!

No title

うーん、焦らされた(笑)いや、人のこと、まったく言えないんだけど、ご馳走様でした(^^)/