『寄り道しないで帰ろうよ。』 205号室-7

*R15ぐらい?
ご注意ください



 ..................は.................ぁ、

 甘い吐息が熱を放つと、俺とアツシの身体を包み込む様にまどろみの中へと誘う。
 革と布とが擦れる音に更なる興奮を覚えると、アツシの身体を俺の上に引き上げ跨らせた。腹に掛かる重さより、目の前に突起したアツシのモノが気になって、俺はそうっと指の先でその形をなぞる。

 「ぁ.........、拓海........、」
 俺を見下ろす様にして、アツシの下がった眉毛がピクリと動いた。と、同時に指先のソレも硬さを増す。

「拓海のも、オレの尻に当たってる。」
 そう言うと、アツシはそっと自分の手を後ろに回して、俺の熱を持って窮屈になった部分を撫でた。
 腰を浮かすと、そこが丁度アツシの尾骶骨に当たって刺激を受ける。そのままゆっくり自分で上下に動くと、益々硬直した俺自身は邪魔な布から解放されたくなる。

 アツシの腕を引き寄せると、その首に腕を回して目の前の唇を奪った。そして、アツシの腰が浮きあがった時、俺は急いで自分のスウェットパンツをずらして硬く滾るモノを取り出す。
 すでに先走りの露がプクリと湧き出ていて、指でなぞると一気に滑った。

「アツシの、...........」
 そう言うと、アツシの履いていたスウェットパンツを腰まで下げる。

..........ん、.........

 ゴソゴソと、アツシがパンツを脱ぎ捨てると、露わになった下半身が俺を誘う。

 ソファーの上で重なりながら互いのモノをひとつにすると、そのままキスをして扱き合った。濡れそぼる腹の上は、どちらの物とも分からない滴にあふれている。
.................ぁ.....................フ、...............ん、..............ん、........


「ぁ、...............、なんか、も、......................んん、..............」
 キスの合間にアツシが声を出すが、本能に任せて発した言葉は、何を言いたいのか..........
「ベッド、行きたい?」
 俺がアツシの耳にささやくと、コクリ、コクリと何度も頷いた。

「行こ、......」
 アツシの身体を両手で持ち上げると、俺は自分のパンツをそこで脱ぎ棄てて、アツシの手を繋ぐと寝室へ向かう。


 ベッドに足をかけながら、着ていたシャツもすべて脱ぎ捨てると、俺たちは裸になってシーツの上に重なる様崩れ落ちた。
 絡めた足が、腕が、互いの身体を貪るように求めて動くと、俺はアツシの肩を掴んでもう一度キスをした。唇を割り開いてその中の熱く息づく舌を掬い上げる。擦れる舌の感触が、俺とアツシの硬く熱い雄を滾らせていくと、どうしても放ちたくなってしまう。

「挿れたい..............、いい?」
 俺はアツシに囁いた。
「.............、ん、...................、でも、準備しないと........」
 アツシは俺の頬に手をやると、申し訳なさそうに眉を下げる。

 女と違うところはこういう所か...............、と、つい素に戻って考えた。
 受け入れる準備とやらがある事を忘れていた俺は、アツシにそんな顔をさせてしまった事を反省する。俺にもっと知識があれば、アツシの身体を解せた筈だ。いつもは、俺の知らない所ですでに準備を済ませていたんだろう。軽く自分で解すと、すぐに俺を受け入れてくれていた。

「アツシ、無理しないで。............このままでもいいから、さ。」
 そう言って、俺はアツシのモノも一緒に包むと背中に腕を回してキスをしながら扱く。先端の隙間に爪を立てると、親指でグリッと割り開く。本当はここに俺の舌を差し込みたいぐらいだ。

「ぁ、........たく、............み...................、たくみ.................、」

 キスの合間に何度も俺の名を呼ぶと、アツシは一瞬ブルっと震えて、俺の腹の上に白濁をぶちまけた。

 俺がアツシの舌を解放すると、「ぁ.....................」と言う吐息と共に頭を仰け反らせる。
 俺は、その首筋に舌を這わすと自分の硬芯をさらに擦り上げ、堪えきれずに震えた雄は、白く溢れる液を滴らせた。
 とめどなく溢れる白濁が腹に水たまりを作る。

「これで、」と言って、アツシがサイドボードのティッシュボックスを取ると俺に渡した。
 それを手にして、自分で綺麗に拭い取ると、隣のアツシのモノも綺麗に拭いてやる。
 なんとなく、こういった行為の方が恥ずかしくなる。ティッシュを丸めてゴミ箱に投げ入れると、「もう一度シャワーする?」と聞いた。

「ううん。明日の朝でいい。」
 アツシはそう言うと、ベッドの端に寄せた掛け布団を手繰り寄せてその中に潜り込んだ。

 その姿を横目で見ながら、俺はもう一度風呂場へと向かうとシャワーのコックを捻った。


 頭の先からシャワーのしぶきに打たれて、ゆっくりと顔を擦る。
 最初、アツシと付き合うと決めた時、俺はアイツに自分を捧げるつもりでいた。この身体をどうするのか分からなかったし、ネットで見ても他人の行為なんてあまり見たいものじゃない。他の男に興味がない俺は、自分で自分が分からなくなる。
 俺はホモなんだろうか.......?
 いや、女とも出来たって事はバイセクシュアルって事か。でも、アツシ意外とそういう事をしたいとは思えなくて..................。


 頭を拭きながら寝室へ戻ると、すでにアツシは軽い寝息を立てていて、その寝顔を見ていると俺の迷った心は癒されてゆく。
 






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