境界線の果てには。(057) R-18

ン..................ンン............ぁあ、

後孔に入った指がゆっくり蠢くのを感じると、広斗の口からは小さな喘ぎ声が漏れた。

「........な、さっきの貴哉さんとは、何処で知り合ったんだ?」
片手で広斗の臀部を押さえ乍ら、もう片方の指で中の肉壁を擦り、くるりとかき回すと真咲が聞いてくる。

「な、.....んで...............そん、な...............」
「だって、広斗の初めてのオトコなんて、...........気になる。」
言いながら、指の根元まで押し込めると、キメ細やかな肌をした背中は、感じるたびに揺れ、広斗の肢体を艶めかしく見せた。

この肌に、あの貴哉という人も触れたのかと思うと、真咲の心にふつふつと嫉妬の様な感情が沸き起こってくる。

.............ン...........
そこ.............ぁ......もっ.......

「もっと?…どうしてほしい?」
真咲が指の動きを止めて、広斗を焦らす。

…ン…や…

「や、じゃなくて、……。」

…あ、……こすっ……て…ン…

「じゃあ、何処で知り合ったの?
言わないと、これ、抜いちゃう…」


広斗は、自分の腰を揺らしながら、苦しそうな声でやだ、と言う。
「貴哉さんは、末永先生が……連れて…来た。俺に、男同士のセックスを…教える為に…」


「…ぇ、…まさか………?」
医者が……?と、自分の耳を疑うが、広斗の話を聞く。

「俺がハッテン場に行っちゃて、.....恐い奴等にヤられそうになったのを.....先生が助けてくれて。
…そのあと、貴哉さんと……セックスさせてくれた…。」

「はあ??……」







-真咲が驚くのも無理はない…。

あの日、先生がバイセクシャルなのを知って、どうすれば男を抱けるのか聞いたんだ。
呼ばれて来たのは、貴哉さんだった。二人の関係は知らない。
今より華奢で、髪が長くて、綺麗な人だったから、俺はあんまり抵抗がなかった。

初めは先生が貴哉さんを愛撫して...........。

衝撃的だった。あの先生が、貴哉さんの性器を口にして、指は乳首を摘まんでこねた。
先生の髪を喘ぎながら掴んだ貴哉さんの手が、震えていたのを覚えてる。
時々、俺に濡れた視線を送ってきて..........。

男が男に感じてる..................。

先生の指が、貴哉さんの後孔に入って、ローションでぬめる指が卑猥に出たり入ったり............。
時々、貴哉さんの口から ”ひっ”って聞こえると、先生が「これは、前立腺ってトコに当たってるんだ。ここは男の感じる場所。」と教えてくれた。

十分にほぐれたみたいで、俺の腕を引き寄せると、貴哉さんが俺のを扱いて上に乗っかったんだ。

初めはきつくて痛かったけど、段々良くなった。
俺の上で貴哉さんが動くと、先生が貴哉さんの後ろから手を伸ばして、貴哉さんの性器を扱いた。
こうしてやると、貴哉もいいからって..........。

-これが、俺たちの一度だけの秘め事になった。









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