いらっしゃいませ。お話の各1話目はこちらから。

はじめまして itti(イッチ)と申します。こちらは、イッチが趣味で書いておりますBL小説やイラスト、漫画などを盛り込んだ憩いの場所。全てはボーイズラブに傾いておりますので、共有して頂ける方はどうぞお入りください。尚、別のサイトでも活動しております。pixiv・アルファポリス・fujyossy・エブリスタでもBL小説やイラスト、漫画、などを投稿中。現在のお話と 過去の小説の各一話目にリンクを貼っておきますので、「題名...

『迷惑な落とし物。』17

 昔から感じていた。自分は他の連中とは違う。中学の時、同じ部活の男が隣のクラスの女子に気があるというのを他の部員に冷やかされていた。そいつは、みるみるうちに顔が赤くなって、スポーツシャツの襟元から覗く首筋に、血の気が集まって行くのを感じる。俺はそれを見てひどく興奮した。触りたい。あの赤く火照った首筋に.........。そして、本当に冷ややかな指の先を当ててしまったんだ。タッチしたけど、そいつは特に驚く事...

『迷惑な落とし物。』16

 翌朝は、ここ何年かぶりの二日酔いに頭がガンガンと痛くて.....。寝るときは平気だったっていうのに。それに、目が覚めたら正臣がこっちを向いて寝ていて。思わず寝顔を間近で見てしまった。切れ長の眼は、閉じると睫毛の生え際にうっすらと線が入っていて、ここにアイラインを引いたら綺麗だろうな、と思った。頬の髭の剃り跡が、やけに疎らで脱毛でもしているのか、と思いつつじっと見てしまう。スッと通った鼻筋。そこに指を...

『迷惑な落とし物。』15

 「痛いッ!やめろって!」俺のパンチを受けて後ろを向く正臣。その隙に浴室へと入った俺は、中から内鍵をした。ここは中からカギが出来るんだ。「へっへっ、ざまあみろ。」全く何を考えてるんだか.........。ノンケの考える事は理解出来ねぇ。ゲイの俺と一緒に風呂へ入るとか。そんなの、ヤる目的の時しかしないっての!ゲイバーでナンパされてホテルに行ったのが一ヶ月くらい前。それから今まで、健全に生きてきたってのに........